毎週土曜日の『王様のブランチ』で、映画のコーナーをチェックしています。
案内役のLiLiCoが何でもかんでも褒めるので、そのままを鵜呑みにせず、むしろランキングを重視してます。老人割引があるとはいえ、映画館に足を運ぶのには、そこそこの覚悟がいりますからね。後悔したくない。
で、洋画についてはスケール感。邦画については、役者にポイントを置いています。
つい最近では『レジェンド&バタフライ』が、怪しいと判断しました。木村拓哉や綾瀬はるかがダメだってことはありませんが、彼らが時代劇で登場するのが違和感だらけで、お金を払おうとは思わなかったからです。案の定、『ブランチ』では前景気を煽ったものの、直ぐにランキングから消えていきました。信長にラブロマンスの要素を持ち込むのは、三谷幸喜じゃなきゃ無理ですわ。
と、これが先日からAmazonプライムで視聴可能となりました。
こういうことをすると、映画離れは止まらなくなります。せめて一年は、間をあけて欲しい。
いや、観ましたよ、タダだから。タダなら観る、そりゃそうだ。
で、主演の二人が必死にコメディタッチで演じているのを他の大御所俳優陣が真面目に役割を果たすもんだから、ずっとチグハグでした。これが、3時間弱。
信長がレジェンドで濃姫が別名帰蝶でバタフライだって。なんかセンス悪くありませんか?バタくさいだったら分かるけど。
英語にすればカッコいいと思ってる人は、そもそも時代劇製作に向いていないのであります。