都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

笑う門には…

カープには、名前に「ドラゴン」がついた選手が多いです。

西川龍馬・松山竜平一岡竜司松本竜也…コーチにも横山竜士・畝龍実と念が入ってます。

一方、ドラゴンズには、名前に「福」がつく選手が多い。

福谷浩司・福永裕基・福田永将・福元悠真・福島章太、そして福敬登。
この福敬登が、昨日本拠地でのヒーローインタビューでお立ち台に上がりました。福投手は、8回一死二塁の場面でリリーフ登板し、二者連続三振を奪ってピンチを切り抜けたからです。

そのインタビューで「ドラゴンズファンの皆さん、ちょっとすみません」と言うとお立ち台から降りて、レフトスタンドのDeNAファンに向かい「皆さんのおかげで、三嶋選手のおかげで、僕はここまで投げられるようになりました。本当にありがとうございました」と丁寧に頭を下げました。福投手は、国指定の難病「黄色靱帯骨化症」にかかり、昨年手術しましたが、そのとき同じ病気を克服したDeNA三嶋一輝投手から、球団の枠を超えてアドバイスを受けたことへの感謝の言葉を口にしたのです。この病気は、脊髄の背後にある黄色靭帯が骨化し、身体の動きが不自由になるという、あの星野仙一が引退に追い込まれた症状で、投手がかかる原因不明の難病とされています。それだけに、復活を遂げたこの登板が嬉しかったでしょうが、その喜びを抑えて感謝の言葉を発するなど、なかなかできることではありません。

私はYouTubeで見たのですが、ベイスターズファンからも惜しみない拍手や声援が送られていました。勝ち負けがすべてではない。これこそがスポーツマンシップ、アッパレでありました。→https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/788004