都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

見せたい住宅

保険会社に勤めていたころ、そこそこ給料が良かったこともあって、家は職場に近い方が良いという前提で物件を選んでおりました。

実家から通い始めたときは、片道一時間半の満員電車で激しく消耗し、帰りの電車では乗り越すことも数知れず。これではいかんと、通勤30分以内と家賃20万円以下を条件にしたのです。

東京と言っても勤務地は郊外の調布なので、それはもう選び放題でしたが、私はさらに「ユニークであること」を付け加えました。

最初に選んだ聖蹟桜ヶ丘の駅に隣接されたマンションは、最上階14Fの角部屋で1SLDKの家賃が18万。リビングが24畳という変わり種で、子供がいたら絶対に選ばないけども、なかなかの物件でした。特急が停まる駅に直結したってところが高ポイントです。

4年ほどで飽きて、次に住んだのが芦花公園駅から徒歩5分の一軒家。元々は韓国人の画家が所有していた三階建の住宅をフロアごとに輪切りにして、三世帯に改造した物件です。これが1LDKだけど90平米の広さで、リビングは32畳の家賃が20万。1LDKにも関わらず、トイレが男子用の小便器を含めて二つってところが笑えました。玄関も台所も風呂もサイズが普通の倍はあって、流石の韓流お金持ち仕様です。調子に乗って、野球部の仲間40人を呼んで夜遅くまで宴会をやったところ、近所に住む背中に絵が書いてあるお兄さんの怒鳴り込みにあったのを昨日のことのように思い出します。みんなが帰っていった後、一人で寝るのがメッチャ怖くなり、直ぐに宿替えを決意しました。

そして辿り着いたのが多摩センターの冗談みたいな5LDK 18万。そのうちのひと部屋が八角形の形をしていて、ぐるりと窓で囲まれているのが気に入ったのです。5LDKの一人暮らし。全く使わずに物置となっていたのが三部屋ありました。バカだねぇ。

 

ひろゆき&大盛真歩のまったり妄想不動産』という山梨放送の番組がTVerで観られます。

これは、東京近郊の珍しい不動産を紹介するもので、多分、私のような人が喜んでるんだと思います。

AKB 48の大盛真歩はともかくとして、なんでひろゆきが関わっているのか分かりませんが、パリ在住なのに日本の住宅事情に詳しいのが不思議でもあります。何でも知ってるんだなぁ。

それにしても、私が暮らしていたオモシロ住宅は、番組で紹介されている物件に負けず劣らずの偏屈ぶりで、やっぱりねぇと感慨深い。普通の人が二世帯住宅を考えているころ、私は見せたい住宅だったのであります。バカだねぇ。