都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

忍野八海

新潟の友人夫婦がちょっとだけ遊びに来たので、観光案内をしてきました。

あいにく、富士山が見えなかった(夏の間、見える確率は20%程度です)ので、オモウマイ店『よしざわ』での昼食と忍野(おしの)八海の見学ツアー、3時間コースです。

『よしざわ』の行列は落ち着いていました。30分待ちで10番目に入店。一皿100円均一の料理は刺身を含め、ほとんどが揃っており、選び放題の看板に偽りなし。外観内観共に珍しいものを見たという感じで、写真を撮りまくってました。こうしたバイキング形式は、多人数で行った方が選択も増えて、より盛り上がるのだと発見です。オモウマイってのは、オモが勝ってます。また来よう。

忍野八海は、昔は地味などうってことない場所だったのですが、富士山が世界遺産に登録されて目覚めたかのように、驚くほど進化を遂げました。見られ続けて美しくなるモデルさんみたい。元々はただただ透明感のある湧水がキレイだというだけだったんですけど、周辺にこれと言って見るべきものもないことから、ならばお前が頑張れと力技で観光地に仕立て上げられた感じです。夜店のパフォーマンスに人が集まるような、見ている人を見させるってやり口に近い。縁日そぞろ歩き混雑演出の法則(勝手に作りました)。

公称水深8メートルの池は、アンデルセン童話に出てくるような神秘性で、ブラックホールを覗き込んだようなふわふわ感を煽り立てますが、それだけのもの。水族館を上から見たってことで、満足してもらいます。それと、空のペットボールを200円で売っていて、湧水の詰め放題、飲み放題ってのもありました。薬九層倍よりスゴい。空のペットボールはゴミですからね。

 

平日の木曜日、周辺は外国人で溢れておりました。それはもう、異国を訪ねたみたいで、日本人を探した方が珍しい。

で、売店がスゴかった。価格が。何でもかんでも高い。シャインマスカット7,800円、イチゴが2,000円。普通のどら焼きが700円でした。

買う人がいるから売る人がいるわけで、そういうの平気で払う人がいるらしい。と思う惨めで冷静な私、日本人たち。

なんか、いい気になっていたのを反省させられた気分になりました。

旅に出て開放的になると、いろんなことを気にせずに楽しみたいと思うんだけど、気になりますわ、想定金額の2倍を超えると。なので、私は推さない八海です⁉︎