セーヌ川に船を浮かべて選手団が行進するという企画は、パリコレでファッションをリードするフランスならではの斬新さでした。
レディ・ガガとかセリーヌ・ディオンとか、自国の歌手でなくてもいいと思うものを分け隔てなく使っていく懐の深さも発想の幅を広げています。島国の中に閉じこもってしまう日本人の限界を感じました。
それにしても、警備には相当気を遣ったと思いますが、箱根駅伝を応援するような感覚で参加できた市民にとっては、一生の忘れられない思い出となったことでしょう。いやぁ、平和の祭典とはよく言ったものですね。世界中に200を超える国や地域があること、それぞれに独特な個性があることを堪能しました。夏休みでもあり、子どもたちにとって、いろんな意味で良い教材になったことと思います。
その一方で、ロシアが参加していないんだなぁとぼんやり気付かされます。
メダル大国ですからね。体操・新体操・シンクロ・柔道・レスリング・フェンシングなど有力選手がいる競技は、悲喜こもごも。そういうのも運だなぁと思ったりしました。みみっちいですかね?
メダル小国のイスラエルはいいんだ。誰が決める話なんですかねぇ?