3年前に引退してしまったけど、プロ野球に松井飛雄馬という名前の選手がいました。
父親もプロ野球に籍を置いていたこともあって、それはもう期待されっぱなしだったことでしょう。思い込んだら、試練の道なのであります。
オリンピックを見ていると、両親の期待が名前に込められているケースが少なくありません。
自転車・BMXフリースタイルの中村輪夢もその一人。物心がついたらば、否応なく自転車競技を始めさせられていたと思います。パリには、父親がメカニックとして同行していました。
柔道の場合、村尾三四郎です。三四郎は、生まれながらにしての柔道ネームだというのは日本国民の共通認識です。小さいころから、ずっと言われ続けてきたことでしょう。どうせ、名前を付けられるのであれば、由来を説明できる方がいいですね。私は諭吉がよかった。
それにしても、スケートボードには、担任泣かせのキラキラネームが目立ちます。
小野寺吟雲(ぎんう)白井空良(そら)永原悠路(ゆうろ)堀米雄斗(ゆうと)赤間凛音(りず)中山楓奈(ふうな)開心那(ここな)…そして何と言っても金メダルに恋した14歳の吉沢恋(ここ)です。
てか、スポーツは親の理解と協力が必要なんだと改めて思いました。