小学生時代、夏休みには宿題がどっさり出され、それとは別に自由研究というのがありました。
みんなは、工作でその個性を打ち出しておりましたが、不器用な私はそういうのが全くダメで、理屈に活路を見出します。
小六のときのそれは、「台風の研究」でした。
その夏に上陸した台風について、新聞記事を追ってちょっとだけ考察を加えたもので、今で言うところのコタツ記事。新しい発見がないし、驚きもない。とにかく提出すればそれでいいというやっつけ仕事です。思えば大学の卒論もそんな感じで、これぐらいにまとめておけば許されるんだと世間を甘く見たきっかけでもあったように思います。研究って、そういうことじゃありません。
なんかスゴい台風10号がやって来ました。
多くの台風は、その進路についておおよその予想はつくものなんだけど、今回は全く分からないといいます。こういうのは珍しいらしい。
地震の予知と違って台風に関しては、ある日突然ということもなく、気象庁を頼りにしてたんですけどね。
で、この感じ、前にもあったような…。
ありました。GODZILLAです。太平洋上に現れて、ゆっくりと向かってくる。どこを目指しているのかは分からない。
これ、現実だったら、テレビはどんな風に報道するんでしょうね?