都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

蛍光眼底造影検査

ゴルゴ13は、結構な数の拷問を受けています。

多くは鞭打ちで、身体中が傷だらけ。水の中に沈められているのも何度か見ました。

だけど、痛覚が違うんでしょうね。呼吸も常人には考えられない耐久力で、サカナかと思ってしまいます。

そんな中で、地味ながら意外なほどに破壊力があるのがめちゃくちゃ明るい照明を当て続けるやつです。眼は鍛えられないってことなんでしょう。休む間もなく光を浴びていると、メンタルが一気に削られていくようです。

 

3月以降、帯状疱疹の後遺症で視力が著しく減退し、眼圧が高いまま推移しているので、業を煮やした私の主治医は『蛍光眼底造影検査』なるものを実施しました。

これは、瞳を拡げる目薬を何回か行った後、血管から造影剤を点滴で流し込み、網膜・虹彩・脈絡膜を撮影する検査です。まぶたを閉じないように押さえつけた上で、二人がかりで行うそれは、まるで自白強要を迫る拷問のようであり、すんごく消耗しました。

撮影後15分ほどは、造影剤の影響で眼に映る世の中がピンクがかった赤色で染まります。大昔の写真がセピア色であるように、画面のベースがピンクがかった赤色。もう、気がヘンになりそうです。

いやぁ、誰が考えるんでしょうね、こんなこと。

結局のところ、診断は「ぶどう膜炎」から「初期の緑内障」に格上げされて、点眼薬がまた一つ増えたのであります。困ったもんだ。フーッ。