都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

君がカレーなら

最近のTVerのCMにやたらと出てくるのが、みすぼらしいスーツ姿の野田佳彦とラップ調で意味がよう分からん公明党です。

この際、貧しい未来しか見えて来ない悪夢の再来は置いておくとして、公明党の話をします。

新しい支持層の拡大は、創価学会を母体とする同党のテーマなんでありましょう。池田大作の逝去から一年が経過し、少しずつ学会との関わりに距離が出始めた今、イメージチェンジこそが喫緊の課題であり、そこでターゲットを若者に絞り込んだものと思われます。

ふなっしーみたいな着ぐるみは、コメ助というシンボルキャラクターで、ラップの「君がカレーなら」にライスを連想させるコメ助を繋げているんだそう。あのフォルムは、おコメなんですね。いや、知らないから、コメ助のこと。

そして、レペゼンという言葉はヒップホップ用語で「象徴」とか「代表」の意味らしい。

ふ〜ん、そりゃ無理な気がしますよ。ポンポン詰め込んでいくイメージ戦略は、広告代理店が自慢げに提案してきそうだけど…。たまたま党の広報担当者がとんがっていたのに、フィットしたって感じです。ホントに票に繋がりますかねぇ?

 

公明党世襲議員は全く存在しません。お金にもキレいだし、政策についてもきちっと勉強している人ばかり。いや、何回か彼らの演説を聞いたことがあるけど、どの人をとってもしっかりしています。しっかり考えているし、頭も良さそう。世襲じゃないってそういうこと。だから、圧倒的にクリーンな政党であることについて、私は認めています。その代わり、スケールが小さいのが弱点で、お金にキレいなのと全体を見渡せる国家観とは裏腹なんだなぁ。なので、連立で自民党に睨みを効かせる今のポジションがちょうどいいと思っています。

本当は、公明正大で韻を踏むのが正しい解釈で、コメ党だと林家木久扇みたいになってしまう。だったらいっそのこと、パンじゃなくてコメだと言い切って欲しかった。違うか?