都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

下から目線

初期のニュースペーパーのコントに「日米構造協議」というのがあって、日本の政治家がアメリカの政治家に貿易不均衡の問題を半ば恫喝されるような形で追い詰められるシーンがあります。

アメリカ人は、強い言葉でこう言います。

「イエス オア ノー?」

日本人はおどおどしつつも、なかなかハッキリ答えようとしません。

アメリカ人はイライラしながら、さらに語気を強めます。

「イエス オア ノー⁉︎」

日本人は、相手の視線を避けながら、自信なさげにこう言います。

「…オア…」

文字にすると伝わりにくいかもしれないけど、この日本人を芸達者なメンバーである松元ヒロさんがやると、会場は爆笑の渦です。

戦争に負けたって以外にも、アメリカに対してはいろんなコンプレックスを抱えており、英語でまくしたてられたりすると手も足も出ないってとこ、見事に表現しておりました。

 

予想以上の自民党惨敗により、今後の政局が俄然、注目されています。

自民公明で過半数とならなかったものの、野党は野党で連立を組むなんてあり得ず、11月7日に予定される首班指名選挙に臨むことになります。

そんなとき、玉木雄一郎はAかBかを聞かれているのに対し「オア」とばかりにCを選択するってのが、国民民主的な解決だと思っているかもしれません。いや、案外それが正解なのかも? 政策ごとに話し合いで決めようとする二項対立ならぬ三項対立は、新しい政治の形であります。アメリカに教えてあげたい。

 

ところで、昨日からずっと選挙特番を見続けていて気になったのは、菅義偉元首相がヨボヨボになっていて、誰かが支えないと歩けないって画面です。西田敏行の一個下の75歳。まぁ歳のとり方は個人差が大きいので、簡単に線を引けないけど、後期高齢者というのは若い人と同じようには動けないのは間違いありません。議会で居眠りするなという方がハラスメントかも⁇
そこで、今回衆院選で当選した465人の議員のうち、75歳以上の後期高齢者が何人いるかを調べたところ、18人おりました。

上位5人は、①麻生太郎84歳(福岡8区・自民)②小沢一郎82歳(岩手3区・立民)③額賀福志郎80歳(茨城2区・自民)④森山裕79歳(鹿児島4区・自民)⑤平沢勝栄79歳(東京17区・無所属)でした。

ちなみに若い方では、①大空幸星25歳(東京比例復活・自民)②小竹凱26歳(北陸比例復活・国民)③橋本幹彦28歳(埼玉13区・国民)④森洋介30歳(東京比例復活・国民)⑤福田淳太30歳(北陸比例復活・立民)となっています。

これ、会社だったらイヤだなぁと思います。いつまでも老人が支配的で人事に口を挟む組織。若い人たちが政治に興味を持たないのは、そういうとこだと改めて感じました。