自民党の比例区東京ブロックの名簿掲載26位で立候補していた一人に松野美佳(29歳)という女性がいました。
週刊新潮のグラビアページで紹介されていたのですが、これがビックリするような美人で、2016年のミス日本だそうです。
てか、お爺さんは大臣を歴任した松野頼三で、父親はいっとき維新の代表を務めた松野頼久と、政治家一家で育ったサラブレッドです。
私が選対委員長であれば、こういう人を比例単独一位で党の顔にします。
というか、比例ブロックの一位から三位あたりまでには、意識的に若い女性を配置して、小選挙区との重複候補を後回しにする。そうすることで、一気に女性議員の比率が高まり、他党との差異化に繋がります。これが私の考えるクォータ制です。女性蔑視だとする意見もあるでしょうが、今の日本の社会では、女性が実績を積んで上に上がっていくにはあまりにもハードルが高く、時間がかかる。それならば、最初に座席を空けておいて、そこから勉強してもらうような育成枠があっても良いのではと思うのであります。
今回の衆院選では、73人の女性議員が選出され、これは過去最高だそうです。それでやっと15、7%。自民党に限って見ると、当選191人に対してわずかに19人で9、9%。政府の掲げる数値目標は、2030年までに女性役員の比率を30%以上にすることですから、それを真に受けて実行に移している企業があるのを考えると、何も努力していないように見えるのです。分母が少ないのだから、そこから大臣になんて選べるわけがない。
ちなみに参議院では、女性議員比率が23、1%と大きく違っています。なぜそうなるかと言うと、立候補する女性側の心理として、いつ解散が行われるのかが分からない衆議院議員に比べて、任期がまるまる6年の参議院議員の方が身分が安定しているからだそうです。なるほど、仕事の密度には違いがあるかも。だとすれば、なおのこと、若い人の方が衆議院に向いていると思われます。
女性議員が選ばれにくい理由は、有権者である女性の支持が得られにくいってところにもあります。それは、生活感がないからで、小選挙区には徹底して子育て経験者を投入していくのが良い。まぁ、言うのは簡単なんですけどね。もしかして、そういう新しい風は、しがらみのない新しい政党の方が、実行できるのかもしれません。