NPBの来季監督が決まりました。年齢順に並べています。
吉井理人(箕島高ーロッテ)59歳 二季目 B型
高津臣吾(亜大ーヤクルト)55歳 六季目 A型
井上一樹(鹿児島商ー中日)53歳 新規 A型
西口文也(立正大ー西武)52歳 新規 A型
新井貴浩(駒大ー広島)47歳 三季目 B型
阿部慎之助(中大ー巨人)45歳 二季目 A型
出戻りを含めて5人の新監督が誕生し、少しだけ若返っています。
それって、必然的に監督より年齢が上のコーチが現場から消えていくということで、そのへんが人事を複雑なものにしています。
会社組織で言えば、監督は社長ではなく、球団によって重役から部長までと位置付けがさまざまで、楽天に至っては課長程度の扱いなんじゃないでしょうか。
権限が小さくなれば、選手やコーチから甘くみられる。甘く見られた監督は、ストレスでペシャンコになるというのがパターンです。A型の人は、きっちりしているので上司からすれば御し易い。良いような悪いような、です。
ちなみに、群れを嫌う孤高のAB型は、最も監督に不向きです。桑田真澄とか前田智徳とか村田兆治とか、似てるでしょう、タイプが。小久保監督の今後に注目です。
ところで、面白いのは学歴で、大卒と高卒が半々になっているのがプロ野球だなぁと思わせます。実際には、大卒者の方が数が多いのに、監督にそのことは関係ない。まぁ、元から国立大学出身もいないけど、早慶などの偏差値が高いとされる学校も出てきません。
そんなことよりも、チーム全体に目を配れるような二軍に長くいたような人が尊重されるのが、最近の傾向です。大卒の野球エリートは、いきなり一軍ですからね。這い上がってくる努力に対する理解が足りない。だから、一度でも二軍監督を経験したような人が、監督向きであるとされるのです。三浦・阿部・高津がそうだし、新監督では井上・西口・三木が昇格しています。
監督にメジャー経験があれば、外国人選手とのコミュニケーションが上手くいきます。吉井・高津・新庄・藤川が該当し、阪神タイガースの新外国人に注目です。