辛坊治郎のYouTube『辛抱の旅』で、17年前兵庫県加古川市で小2女児が殺害された事件において、別件で逮捕されて勾留中の45歳の男がやったものであることが分かり、再逮捕された件を取り上げておりました。彼は、この事件をマスコミの責任だと憤っているのです。
その理由は、当時の警察が徹底して家族犯行説を唱え、近隣で同じような手口を繰り返し、誰が見ても明らかだと思われる男、つまり今回逮捕した常習犯を見逃したところにあるんだと。
何に怒っているかがよく分からないので、ネット検索してみると、家族犯行説については出て来なかったけれど、犯人の父親が兵庫県警の強行犯担当の刑事であり、引退後は叙勲を受けたほどの人物であったことが判明しました。そればかりか、母親も県警の職員だったそうで、同僚としては身内の家族を疑うことを良しとせず、他の容疑者探しに力を入れていたのです。
そして、当時のマスコミは警察から出されるコメントをそのまま垂れ流し、あたかもそれが真実であるかのようにフォローしまくった。ここのところを問題だと言っているのだけど、全くその通りであり、もしかしたらその延長線上に斎藤元彦知事の話があるのではとすら感じました。
マスコミの垂れ流しは、権力にとって都合が良い。
今回の事件、結構闇が深いのに、テレビや新聞であまり取り上げられていないのは、何らかの忖度が働いているんでしょうか?
私が気が付いていないだけなら、いいんですけどね。警察関係者の犯罪、ヤバくね?