都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

摘果①

1+1=2とならないのがプロ野球の選手編成です。

卑近な例では今季のドラゴンズで、一塁手ビシエドがいるにも関わらず、巨人から中田翔中島宏之を呼び込んで、誰もうまくいかなかったような話です。中日は、二塁や三塁のポジションにも同世代の選手を集中させて、訳がわからなくなっています。過剰なポジション争いは、監督やコーチの顔色を窺ってチーム不和の原因となり、意図していた切磋琢磨とは逆の現象が起こる。それは、歴史が証明しています。

同時に、現場の空気をコントロールできるようなベテランの存在は見逃せません。強いチームには、コーチスタッフとは別に、選手をまとめ上げる面倒見のいいリーダーがいるってこと。成績が落ちてきたから、早いとこ引退しなさいなんて思っているファンは、見識が甘いと言わざるを得ないのです。

 

ジャイアンツが中日の守護神であるライデル・マルティネスを獲得しました。今や12球団ナンバーワンのクローザーである大勢がいるにも拘らずです。これって、先日に書いたソフトバンクの間引き戦略とは逆で、すくすく育とうとしている苗の横に大輪の花を植えるような話です。

リンゴで例えると、集中して養分を与えるための「摘果」であり、それをやらないと栄養が分散されて、それぞれの実が小さくなってしまうということ。お前に任せたぞという信頼が薄れると、気持ちが萎えたりするので怪我をしやすくなる、そういうものです。

まぁ、アンチの立場からすれば、「いいぞいいぞ、もっとやれ」なんですけどね。

巨人を見ていると、ファミコンの野球ゲームと同じ次元で捉えているように感じてしょうがない。

まぁ、アンチの立場からすれば、「いいぞいいぞ、もっとやれ」なんですけどね⁉︎