都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

令和ロマン

私の『人工を読む』という講演の鉄板ネタは、出生数の男女比が6%前後男性優位なので、フォークダンスで男女ペアとなったとき、ワカバヤシとワタナベは女性側に加わるため、ずっと男同士で手を繋いでいた。だから、そういう名前の人は結婚が遅くなるという嘘ばなしでしたが、私前後の世代では、オクラホマミキサーみたいなのが懐かしく、また、男女が次々に相手を変えて手を繋ぐってのが甘酸っぱくもあって、会場をほっこりさせたものでした。

多くの学校における最初の席順は、アイウエオ順であることが多いため、その周辺で友達になる可能性が高いんです。私の高一の時の後ろの席は、落第生のワタナベさんで、妙に気に入られて少額ながらノミ行為の馬券を買わされていました。

それと、アイウエオ順は、体育の試技をはじめとして教師が当てる順番にも繋がっていて、ワカバヤシには準備の時間が与えられるため、それまでの答えを参考にしながら、気の利いたものが捻り出せる、つまり、ヤ行やワ行は本番に強いってのもあるように思っています。

いやぁ、意外に考えているんですよ、ワカバヤシとワタナベは(ワダも)。

 

昨日のM1グランプリは、令和ロマンが圧巻のネタを2本並べての圧勝でした。堂々の二連覇です。

上位三組と下位の間には、ものスゴい差があって、審査する側は楽だったんじゃないかなと思います。と言うか、実力差が開き過ぎていて、来年以降が心配です。それは、上がりのシステムによって供給が追いつかなくなるから。なぜなら、現実には先輩たちがフタをするようにバリバリやってるもんだから、腕を振るう場所がどんどんしょぼくなっていくので、それはスケールが縮んでいきますよね。

過去のチャンピオンもどんどん出るようにした方が、全体のレベルは上がるのになぁとちょっと思ったりしました。