都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

今年学んだこと②

〈7月〉

・外国人が日本にやって来てビックリするのは、そこらじゅうに自動販売機が設置されていることなんだそうです。海外でそんなことをしたら、一晩のうちに壊され、中の商品とお金を奪われるからです。電車やバスの公共交通機関は時刻表どおりに到着するし、郵便物も間違いなく数日のうちに届く。ゴミ箱が設置されていなくても、街中でポイ捨てすることもほとんどないし、交通ルールも行列の順番もしっかり守っている。偽札の流通がないというのはキャッシュレスが進まない状況と裏腹ではあるけれど、お金への信頼感が高いというのも暗黙知と言えるでしょう。だから、日本のファンであると公言する外国人は意外と多いのであります。

・ 漫才とコントが同じ土俵で闘った場合、手数の差が大きく、それが笑いの回数に繋がってしまうため、コントは不利でありました。競技漫才の予選では、与えられた時間が決まっているので、 2分のネタを5秒のフリ、5秒のボケ、5秒のツッコミでワンセットと考えて、全部で8ブロックの構成にせよ。そうすれば、8つのボケと8つのツッコミで合計16個の笑いが取れると教えられているんだそうです。ちょっとビックリ。

明治安田生命が、他社に先駆けて70歳定年制を打ち出したそうです。企業イメージとしては良いことのように思えますが、当事者である社員から見てどうなんでしょう?いつまでも先輩風を吹かされるのは、マイナスの方が多いんじゃないかと。

〈8月〉

・農業従事者の平均年齢は、68歳だといいます。だから、普通にやってると改革なんて起きようがない。一刻も早く企業の参入を認めるべきだと思います。

・若者が運転しなくなっているせいか、高速道路で無茶な運転をする人がグーンと減っています。その代わり、逆走車が増えるというもっと恐ろしい状況が増えています。なんだかなぁ。

・パチンコ業界が壊滅状態に陥っています。 物心ついたころからゲームに親しんでいた若者世代にとっては、パチンコがシンプル過ぎるし、コスパ・タイパが悪過ぎだと考えるのは必然なんでしょう。禁煙というのも影響しているようです。

〈9月〉

・今や大学への進学率は57、7%で、行かない人の方が少数派となっておりますが、少子化の波も押し寄せているため、大学側では生徒の奪い合いが起きていて、外国人留学生で埋め合わせしている学校も少なくありません。国もその辺のところを理解しており、私立大学に多額の助成金を予算計上しています。総額約3,000億円。これを生徒数や研究実績などに応じて文科省が差配しておりますが、日本大学は不祥事が重なって3年連続で助成金不交付の処断を下されています。

・ 最近の詐欺電話は横着になっていて、自動音声で携帯にかかってきます。だから、アンケートみたいなものに迂闊に番号をさらさない方がいいのであります。

・ 夏に富士山が見えなくなるのは、平地からの湿った風が山にぶつかって、それが山をかけ昇り、上の方で冷えて雲を作ったり雨を降らせたりするからなんだそうです。その反対に、上から風が下りてくると雲ができづらく、いい天気が続く。冬場がその状態らしい。 朝からよく晴れていた場合には、その温度の上昇率が大きくなるため上昇気流が発生しやすく、日射しが強くなる夏の午後には雨が降りやすくなるということです。

〈10月〉

公明党の代表がふなっしーみたいな着ぐるみでCMに出演しておりますが、あれは『コメ助』という党のシンボルキャラクターで、ラップの「君がカレーなら」にライスを連想させるコメ助を繋げているんだそうです。誰が面白がっているんだろう?

・ 生命保険業界は、営業職員による人海戦術を失って道に迷いながらも、人件費の大幅削減からメディアを通じての通販戦略へと移行し、ほとんど対面することのないマニュアル営業に活路を見出そうとしていますが、その構造がトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)と似通っていることに気付いているんだか、いないんだか。おそらく社員たちにそんな自覚は微塵もないんでしょうけど、それもまたトクリュウ組織に似ているのであります。資料請求で牛肉プレゼントだなんて名簿集めの手法、どうかしているとしか思ません。

満島ひかりという女優さんは、不幸な演技をさせたら日本一だと思います。ほうれい線が目立つからなんでしょうけど、ときどきスゴいお婆さんになったように見えたりして、コンディションの良い時とのギャップが激しい。それが、誰にも真似できない顔芸になっているんです。笑いながら泣くのがとても上手い。お金持ちのお嬢さんは、そんな顔、しませんからね。不幸が似合うってのは、そういうとこにあるんだと睨んでいます。歯を食いしばって生きている感じ。そして、映画『ラストマイル』がオススメです。

〈11月〉

兵庫県知事選挙でオールドメディアが権力に擦り寄って情報操作される話が詳らかになりました。SNSの影響力は凄まじく、国民の意見が反映されやすくなりつつあります。

王貞治が野球振興を目的とする『球心会』を発足させました。おそらくこれは、プロ野球16球団を目指すものだと睨んでいます。反対勢力の親玉がいなくなったので、地方活性の刺激策ともなるこのプランの実現性は高くなっていると考えているのであります。

・サングラスを掛けている人は、カッコつけてるんだろうと思っていましたが、右眼を患って、そうとは限らないってことを知りました。財布からお金を出すのが遅かったり、ゆっくり歩いたりしているのも視力が弱いせいかもしれません。外見だけで、優先席に座っているのを疑うのも違うと思います。

〈12月〉

・健康を気遣うならば、ラーメンのスープを飲み干すなという風潮がありますが、だったら味噌汁を毎日飲むのはどうなんだってことに気付きました。血圧が高過ぎない方がいいに決まっているので、そのあたり意識して薬に頼らない道を選ぶべきであります。

・令和ロマンを見て、最近のM1チャンピオンが小粒なのは、優勝したら上がりとなる仕組みのせいだと気付かされました。実際には、上がどんどん詰まっていきますから、チャンスはちっとも広がっていないのであります。定年がない仕事って、厄介ですわ。

・タレントとテレビ局の関係性を個人に委ねると、とんでもないことになるというのが何度も繰り返されています。しかしながら、その副作用はとめどなく悪化していて、視聴者離れ、スポンサーの撤退、社員の退職などのシナリオが予測されます。フジテレビはジャニーズ事務所みたいになるような気がします。

・新聞やテレビが言ってるから正しいとするのは、医者が言ってるから正しいと信じるのと似ているように思います。ちょっと、疑ってみるセンスも必要だなぁと最近は考えているのであります。