企業が沈滞ムードに陥ると、3Kと呼ばれる経費削減に動き出します。交通費・交際費・広告費です。
この中で、一番削りやすいのが広告費。担当する部門以外は、直接的な影響を受けないからです。それは、現場の担当者たちが日常的に意識していることなので、広告宣伝についてのプレゼンは、社長を含めた役員クラスに対して、広告代理店が工作し続けるのが常識となっています。
飲食やゴルフなどは当然のこととして、意外に効き目があるのが有名人を利用したアプローチで、直接の接待でなくても喜ばせることが可能です。出逢いの場を設けることで、特別の感情が生まれるし、長く付き合おうと思わせることができるのです。
大谷翔平の凱旋チケットなんかが、強烈な価値を生むわけで、そういうのを自由に操れるのが大手の広告代理店。だから、経済界の上の方は、割と単純にコントロールされています。マスコミ・政治家・芸能事務所・裏社会・警察・大手企業というネットワークは、トップの広告代理店が暗躍することで、平穏が保たれていた。それが、2024年までの話です。
このたびのフジテレビの爆発は、テレビ広告なんかなくても何も変わらないという社会実験になりました。
よって、民放各局も多かれ少なかれ、その波を受けます。次いで、大手広告代理店の衰退が必至。それには、大手芸能事務所の事件も絡んでいますからね。
カリスマ経営者の長期支配が否定されて、オールドメディアの力が一気に削がれていくのでしょう。
そして、クリエイティブの世界に一般企業と同じような常識が持ち込まれると、それはそれでみんながNHKっぽくなってしまう。
う〜ん、楽しくないからテレビじゃないのであります。楽しいニッポンねぇ⁇