都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

蛭子の論語

吉本興業の芸人がオンラインカジノで引っかかって、じわじわと問題になっています。

そういうのに手を出さない人間からすれば、バッカだなぁなんだけど、そもそもそんな仕組みが他国では公然と認められていて、それが普通にネットを通じてやり取りできるもんだから、違法性についての認識がそれほどなかったとしても仕方ないように思います。

例えば、パチンコの換金問題。誰でも知っている場所で、公然と行われているにも拘らず、警察は見逃してくれている。

麻雀だってそうですよね。健康麻雀が話題になるってのは、そうじゃないスタイルが横行してるのをみんな知っているから。

そのことが闇組織の資金源につながるような話でなければ、放っておいていいと思います。お正月にみかんを賭けて、双六をやる延長線の話。正しいかどうかを気にし過ぎる世の中は面白くありません。ハンドルには遊びがあった方がいいんです。

オンラインカジノ、高校生の喫煙発覚レベルで今後は気をつけなさいって話で終わらせてほしい、野放しにしている仕組みにこそ問題がある、そう思います。

 

30年ぐらい前のことなんだけど、テレ東のバス旅で有名な漫画家・蛭子能収が賭け麻雀容疑で逮捕されました。

レートは1,000点200円だと言いますから、そんなに常識はずれの金額じゃなかったんだけど、その後に開かれた記者会見で、謝罪しながらも「もう賭け事をやらないのか?」との記者からの問いに「公営ギャンブルは堂々とできますから。警察の方は『パチンコはしていい』と言うのですが、パチンコはあまり面白くないんですよね。やっぱり麻雀は面白い。麻雀すごく面白いんですよ」と超一流の返し。大したもんだ。

 

「ズレているのは蛭子か、孔子か、はたまた時代か?」

というコシマキにつられて『蛭子の論語』(角川新書)を購入しました。

孔子の思想を蛭子能収が解釈するという体で、論語読みの論語知らずには刺さるメッセージであります。

「古きを温めて新しきを知る」

「巧言令色、鮮なし仁」

「後世畏るべし」

「君子は和して同せず、小人は同じて和せず」

「学びて時に之を習う。また悦ばしからずや」

「小利を見れば、則ち大事成らず」

「利に放りて行えば、怨み多し」

「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」

「己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ」

「過ちて改めず、是を過ちと謂う」…

非常に勉強になりました。