都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

朝天門

飲食店の真似事をした経験から言わせてもらいますと、お店が流行るかどうかは、料理の味覚レベルでなく、それ以前の部分で決まっているように思います。美味しいなんてことは、自慢にならない。どの店もそこそこ美味しいから。

大前提となるのは、立地です。場所が悪いとどうにもなりません。人通りの多いところであるのは外せないんです。

だけど、せっかく良い場所で開店したとしても、入りにくい店ってのが意外に多いのも抑えるべきポイント。

「入り口が分かりにくい、入りづらい」

「店名が読めない、呼びづらい」

「何が売り物の店だか不明」

「値段が分からない、何となく高そう、怪しい」

「ガラス越しにガラガラなのが見えてしまう」

「何となく清潔感がない」…

この全てを満たしているのが、地下鉄・赤坂駅から徒歩1分の大通り沿いにある火鍋が売りの『朝天門』です。

隔週で通う眼科から直ぐのところにありますが、ランチの時間帯でも12時までは悲しいほどにガラガラです。昼休みの時間帯に入ると常連らしきサラリーマンやOLが入りますが、並ぶような現象は起きません。ほぼほぼ同業で、通りを挟んだ町中華の『かおたん』は、見事に行列店なんですけどね。料理の実力は互角です。いや、メイン料理を丁寧に作り込んでいる『朝天門』の方が上だと思う。熱々で火力を感じます。

『朝天門』は、サイドメニューがバイキング方式で、スープデザートを含めると8皿ほどがお盆に乗せられるってのも嬉しい。どれも、冷めてるし、どうということはないんだけど…しかも、ご飯が不味い。ビックリです。

だけど、熱々で油っこい中華料理では、ご飯なんてあればいいんです。中華街のランチで育てられた私が言うのだから間違いない。美味しいお米は和食屋さんに回しましょう。そして、食後のアイスコーヒーも当然にフリードリンクです。これで合わせて1,050円。行列店『かおたん』のランチは1,000円ですからね。ゆっくりなんかできないし。

ちょっと工夫すれば、あっという間に逆転するでしょうが、そうもいかないのは『朝天門』のホールを責任者らしい外国人が仕切っているからなんです。これで良いと達観しているように見える。この感じ、実際に行ってみると分かります。『朝天門』のコックさんは、なかなかの手練れであると。そして、流行っていない。

もしかしたら、火鍋コースが夜の部なので、ランチは本気じゃないってことかもだけど、もったいないなぁ。余計なお世話です。