都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ハクナ・マタタ

あのちゃんという歌手が、変な振り付けで踊りながら「モーマンタイ」と歌っていたのは中国語で「無問題」つまり、大丈夫って意味なんだそうです。グローバルな世の中では、ちょっと捻った言葉のチョイスが求められ、日本語や英語にとどまることなく、いろんな言語を混ぜていく。そういうのが多様性ってことらしい。モーマンタイは、響きがいいんでしょうね。大丈夫って言うより、カッコいいような気がします。短いフレーズを良しとする若者の間では、SNSなんかに使うのかもしれません。

 

昨夜、来日初勝利を挙げた広島カープのドミンゲス投手は、首元に「HAKUNA MATATA」のタトゥーが刻まれていました。スワヒリ語で「心配ない、どうにかなる」の意味だそうで、映画『ライオンキング』の劇中歌に織り込まれていたと言います。主人公のシンバが国を追われる逆境に立たされながらも、この歌とともに力強く人生を歩んでいくというもので、日本では大西ライオンという芸人が「心配ないさ〜」と歌っておりました。いろんなことが起きるけど、それにとらわれすぎて心配しすぎるのではなくて、ポジティブに生きていこうという決意の表れということ。

ほとんど知り合いがいない外国人が、異国の地で頑張ろうとするのには、並々ならぬ強い意志が必要に違いありません。ハクナ・マタタの精神で、活躍してほしいです。