アメリカには日本のような国民皆保険といった医療保障制度はありません。
そのために無保険者が多く、病院の治療費自体も自由診療であるため、高度な医療を提供できる病院ほど競い合うようにして高額になるなんてこともあって、手遅れになるまで放っておくようなケースが頻発しています。
そのせいで、日本人の平均寿命が84、3歳であるのに対し、アメリカ人は78、5歳と、実に6歳もの差があるのです。
だから、民間の運営する保険会社が乱立していて、一時は2,000社を超えるほどありました。
個人がそれぞれに医療保険へ加入するのが当たり前で、社会背景の大きな違いを感じます。
NHKBSのお昼にやってるプレミアムシネマ。今日は『パッチ・アダムス』という医師が主人公の映画をやってました。
1998年の古い作品だし、ヒューマンドラマなんて紹介されているので、字幕のそんなのは普通観ないんだけど、レビューの評価が4ポイントと異常に高かったので、ちょっとだけ覗いてみるかとチャンネルを合わせたら…
すんごくベタで、ユーモアだとするシーンも子供騙しだと最初は冷ややかに観ていたんですが、役者の表情が豊かで熱量が伝わって、いつの間にかすっかり引き込まれてしまいました。これが実話に基づいているんだと。トランプやイーロンマスクみたいな功利主義者だらけであるイメージのアメリカにも、天使みたいな人がいると知って安心したことも付け加えておきましょう。
なるほど、みんながいいって言ってる映画は、やっぱりいいのであります。
ところで、トランプ大統領は薬の価格にメスを入れると宣言したようですが、果たしてどうなるのか? 注目しています。