都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ブルーパス、お前もか?

上位6チームを集めて行われたラグビー・リーグワンのプレーオフトーナメントは、日曜日に決勝戦が行われ、東芝ブレーブルーパスが昨年に続き連覇を達成しました。

試合では、母国ニュージーランド代表チームの司令塔を務めたモウンガの縦横無尽の活躍が光っていました。

それと、36歳のリーチ・マイケル。いつも画面に映っているように感じさせる運動量の多さで際立っておりました。ラグビー観戦において、多くの人はテレビカメラと同じように、ボールの動きを中心として追っていくのでしょうが、通(つう)はターゲットを選手一人に絞って目を向けていて、その選手の動きをなぞります。ボールを持った瞬間に「リーチ」とコールする歓声が響き渡るのは、そういう見方をしているファンが多いという証(あかし)でありまして、それこそがスタジアム観戦の醍醐味であるのです。

 

国立競技場には、この日50,000人を超える観衆が集まったとのこと。とは言え、満員ではありません。世界屈指のレベルとしては、物足りない。

毎日やってる野球なんか、平日でも30,000人を当たり前のように集めていますからね。ラグビー協会には、集客のセンス、普及という概念が悲しいほどに欠けていると思うのです。せっかくのコンテンツなのに、それを活かすことができないのは、残念ですわ。万博と似ているような…。

どうせいっぱいに埋まらないならば、小中学生を無料にするぐらいのこと、やって欲しいと思います。明日のラグビーにとって、一番大事なのは競技人口を増やすことだからです。森喜朗が健在のうちに、川淵三郎さんに協会チェアマンをお願いできませんかねぇ?

 

それにしても、私の聞き違いかもしれないけど、実況のアナウンサーは、東芝のことをブルーパスと言っていたような…⁇

本当は、『ブレイブ・ルーパス』です。勇猛果敢の意味である英語「BRAVE」と狼座を表すラテン語の「LUPUS」を組み合わせた造語なので、しっくり来ないのは当然でして、なんでこんな名前にしたんだか…そういうところも馴染みにくい遠因となっているように思うのであります。