山中湖のボロ小屋には、小さいながらもベランダがあって、そこのベンチに餌皿を置いて、野鳥の餌付けを楽しんでいます。
Amazonで購入した食事は「野鳥のごちそう」というもので、いろいろ混ざった盛り合わせです。
昔、室内で飼っていた文鳥の餌が、あんなような感じだったと思いますが、ヒエとかアワとかの淡白系にはさほど興味がないらしく、ひたすらヒマワリの種を抜き出します。チャーハンを出したら、チャーシューだけつまみ出してる感じ。それではと、ヒマワリ単品で与えてみたら、一気喰いです。あっという間に完食しました。どうやら、脂肪に飢えているらしいです。なるほど、美味しいものは脂肪と糖でできている。
こちらとしては、生活習慣病が心配なので、一週おきのインターバルを考えます。せめてもの責任感です。
やって来るのは、ツグミ・シジュウカラ・ヒヨドリ・ムクドリの四種。
これが、仲良く並んで食べるようなことはなく、まるで順番でもあるかのように、交替でやって来るのが面白い。
取り合って喧嘩してるみたいになってたのは、一度だけ。あるにはあったんですけど、基本、小学校の給食並みに整然とルール(?)が守られています。
このあたり、他の動物では見られない現象です。犬だったら、独り占めして大変なことになりそう。
まぁ、小鳥ですからね。怒っても大したことないのをお互いが分かっている。そんな風に思っていました。
先日、『僕には鳥の言葉がわかる』(鈴木俊貴著・小学館)購入してボーッと読んでいたところ、鳥語というのが本当にあることを知りました。
自然界の食物連鎖においては、トンビやタカが鳥類のトップに君臨していて、カラスやモズなどの中堅どころにも脅される日常なので、絶えず上空に注意しながら警戒を怠らない小鳥連は、餌場を発見した際に近在の仲間を呼び集め、交替でつっつくのが習性なんだそうです。食べることに集中し過ぎて夢中にならない。確かに天敵は空だけでなく、陸の獣たちもいるし、どこからか音もなくやって来るヘビなんかも油断なりません。だから、本能として、防衛力強化の意識が高いってことを知りました。その際の危険を知らせる鳴き声や餌を見つけたときの集合の合図などがあるらしい。ドリトル先生の世界です。
餌は、必ずしも自分だけのためでなく、卵から孵化した小鳥たちに与えるためにせっせと運ぶんだと。その繰り返しで鳥生(?)を終えていきます。いないんですかねぇ、生涯独身で勝手気ままに生きている寅さんみたいないっぴき鳥。その場合、目的を失って、あまりにも長い一日を過ごすことになりそうですが…。
『僕には鳥の気持ちがわかる』って本があったら読みたいと思いました。