都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

踊りつかれて

今年一番の話題となりそうな直木賞候補の文芸作品が、塩田武士の『踊りつかれて』(文藝春秋)です。

SNSであることないことをメチャクチャ書かれて、自死に至った知人に対し、弔い合戦のように立ち上がった主人公が、匿名性で武装した83人の個人情報を公開することで、復讐するというのがすごく大ざっぱなあらすじです。

弱っている相手に対して、さらに攻撃を加えるのがイジメだということを認識していないのは大きな問題で、それを止めようとする良識を持った人が周囲にいないというのも淋しい話だと思いました。

 

【テーマ】タイトル・時代性・学習性 20点

【文章技巧】読みやすさ・バランス 17点

【人物描写】キャラクター・心理描写・思い入れ 18点

【構成】つかみ・意外性・スピード感 18点

【読後感】爽快感・オススメ度 20点

【合計】93点