都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

AI上司

今から40年ほど前、保険会社勤務時代の話ですが、近い将来、人工知能というものが出現して業務の多くを肩代わりしてくれる可能性があるようだから、今のうちにプロジェクトチームを作ってそれに備えましょうということになりました。

パソコンなるものが、ようやく定着し始めたその時期に、AIを研究するというのは無謀とさえ思われましたが、誰かが見つけて来た胡散臭いシステム会社の指導のもと、わからないなりにいろいろ調べたり作らされたりしたのです。私のチームの課題は、機械査定でした。文系丸出しの私には荷が重く、どこへ向かって行けばいいのかすらハッキリせず、間に入った胡散臭い担当者も力不足で、結局のところ成果物らしきものは出せませんでした。考え方留まりです。時間と金の大いなる浪費。社員教育になったんだかどうだか。

ただ、そのとき思ったのは、本当に肩代わりできるような人工知能が導入されたら、人間がいらなくなるということ。感情が入らないことで、客観性が高まるってこと、漠然と感じました。

 

三井住友銀行が、中島達社長の発言を学習させた生成AIである『AI―CEO』を先月から導入したんだそうです。 これにより、国内行員約3万人が業務上の相談などで活用し、AIの全社的な浸透を図るというつもりなんだとか。なんでも経営会議などにおける社内外での中島氏の発言を1年分以上学習させたんだと言います。チャットで質問すると、中島社長っぽい回答を得られるほか、企画や提案も経営者目線でブラッシュアップしてくれるのです。音声でやりとりできる中島氏のアバターも開発中で、イベントなどで活用するとも。そこからの発展形としては、銀行員の知見やスキルを取り込んだ「AI上司」も今年度中に試行し、より幅広く業務に役立てるんですって。

出ましたねぇ「AI上司」。感情を伴わずに怒るんだ。こわ〜。

まぁ、私には直接関係なさそうだけど、『ターミネーター』みたいな未来が着実に近づいているのであります。