家電には毎日のように詐欺電話やそれに準ずる営業電話がかかってくるので、そういう話には人一倍敏感になっています。
人を見たら泥棒と思え。電話が鳴ったら、インチキだと疑え。
ミステリー小説は、それを題材にしたストーリーが多く、知識は充分に蓄えられたつもりですが、敵方も次々に最新テクニックを導入してくるので油断はなりません。
テレビ番組で、その手の特集が組まれたら、とにかく押さえるようにしています。
先週の人気番組『ザワつく!金曜日』で特殊詐欺を特集していました。
進行役の高嶋ちさ子が実際に体験した話を語っていたのですが、それはもう面白いものでした。
関東総合通信局のイトウと名乗る者が「あなた名義の携帯電話が特殊詐欺に使われている。2時間以内に被害届を出さないと、現在使っている携帯電話の通信が切れます」と告げてきたのです。突然の話に動揺していると、追い打ちをかけるようにニセ刑事が登場し、事情聴取を受けます。刑事からの電話では、周囲から同僚の声が漏れ聞こえるような効果音が仕掛けられていて、自分を信用させるべく心理的なコントロールを行い、ついには2時間おきに連絡を取るように約束させられてしまう。それは、鮮やかなものです。
ここで大事なことは、詐欺の相手と一対一の関係にとどめることなく、信頼できる第三者に相談するということを伝えるということでした。
その場合の第三者は、子供でも良いし、警察や弁護士の存在をチラつかせるのが殺虫剤並みに効果があるようです。