都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

鹿政談

山中湖では、鹿がどんどん増え続け、彼らも最近は人をあまり怖がらなくなってきました。

だから、観光客が喜んじゃって、急にクルマを停めて写真に収めようとします。そのうち、エサを売る業者が出てくるかも。

彼らは、移動するとき以外、ほとんど草を食べています。ズーッと喰ってる。

脂肪や炭水化物のない食事は楽しくなさそうだけど、外にすることがないから、それはそれでいいらしい。

牛と一緒で、胃袋が四つあるという反芻(はんすう)動物だというのも、聞けばなるほどです。

まず、食べた草や木の葉が第1胃に入ってバクテリアと混ざり合い、次に第2胃に入り、なお一層混合されます。そして植物の繊維が溶けて、少しずつ再び口に戻され、咬み直されます。2度咬まれて細かくされた食物は、食道溝を通って第3胃に入って水分を吸収され、第4胃で完全に消化されるという長いプロセス。消化液を出すのは第4胃だけで、他の3つの胃は食道がわりということです。このような行程を経て消化されるので、他の動物が振り向かないような硬い草や薬でも消化されるのです。

反芻しているときは、体を横にして寝ると順路どおりにいきにくいので、立ち上がった状態で居続けなければなりません。そのために、睡眠時間が極めて短いらしい。常に食べている人生、いや鹿生です。そんなことじゃ、文化的な進化は難しいと、安心したりしています。

 

古典落語『鹿政談』の影響ではありませんが、山中湖の朝はみんな早起きです。そうして、マメに帰って行くのであります⁇