同音異義語が多いとき、ネイティブの日本人はどうしているかというと、頭の中で文字に変換し,ビジュアルをイメージしながら意思疎通を図っています。なので、その前提として、漢字学習が欠かせません。平仮名で置いたままにすると、いつまでも画像が浮かんで来ないのです。
だから、幼児に向けて話しかける際は、出来るだけやまとことば、つまり平仮名で喋るようにします。外国人に対しても同じ。
外国人に日本語を教えていて感じるのは、彼らの聞き取り能力の高さです。
読み書きには苦労するけど、会話に慣れるのは早い。
何故かと言うと、日本語の根幹であるアイウエオという音の種類が少なくて、単純だから。それは、中国語やフランス語を学べば分かります。
逆に、読み書きは苦労します。漢字・平仮名・カタカナ・ローマ字があって、外来語が混ざってくるから、さぁ大変。どこから手をつけていいのか分かりません。英語はアルファベット26文字なので、小学生でも新聞が読めるのにねぇ。
日本語教師としては、漢字の楽しさを教えます。表意文字の優秀さをです。好奇心旺盛な知的レベルの高い生徒は、一気に壁を駆け上がります。
小学生で習うような漢字であれば、一文字から意味が溢れ出てくる、そういうもんです。
平仮名だけで書かれた文章が読みにくいと思わせたらシメたもの。大人は納得すると吸収が早いのです。
教材として最も優れモノはテレビです。
今どきは、テロップが付いてますし、文字放送であればなお結構。
表意文字が、一瞬にして状況を描写してくれるのです。漢字だけ追えば、ほとんど意味が通じる。スゴいんです。