山中湖のボロ小屋には、朽ちかけたベランダがあって、そこに餌皿を置いて、野鳥が寄ってくるのを楽しんでいます。
「野鳥のごちそう」というのをAmazonから取り寄せるのですが、本当はそういう行為は好ましくないと野鳥の会が言ってます。
自然の中で、安易に餌を与えていると、鳥たちの狩猟能力が衰えるのが理由だそうです。
半分納得するも、半分は違うように思ったりして、餌やりの頻度を減らすことを妥協ポイントとしています。
人間社会の近くに生息し、人間や人工物から恩恵を受けて共生する野生の動植物のことを「シナントロープ」と言うそうです。スズメ、カラス、ヤモリ、ネズミなどがその代表例で、都市化の進行に伴いその分布を広げる生物もいると言います。
共存共栄を暗喩するセンスだらけのタイトルのドラマ『シナントロープ』(テレビ東京)が始まりました。これ、とってもオススメです。何より、テンポがいい。めっちゃ、早いんです。わからないやつは置いておくという潔さがスゴいです。全世代に満遍なく伝えようとするのではなく、分かる人だけで良いと言うのが今どきのマーケティングなのだなぁと思うのです。
何より、タイトルがいい。どこから探し出してくるんでしょうね? 原作者の此元和津也、注目です。