先週金曜日からテレビ東京のドラマ『コーチ』が始まりました。
コンプライアンスだとか働き方改革で、いろんな板挟みに悩む警察組織を描いているのが斬新です。
四十代の中間管理職は、新しい時代に即応したマネジメントスタイルのお手本がないため、手探り状態であるところを上手く描いています。
一回目では、女性の管理職登用がテーマでした。
ダイバーシティを強く訴えると、それはまず、官公庁からってことで、下駄をはかされた人事が横行したりして、それはそれで問題だったりします。初の女性総理は、必要以上に意識するものなんでしょう。男よりも男っぽく振る舞ったりするわけで、そういうの、まず女性に嫌われるという、前例が少ないと、どんな風に立ち回るのか、正解が分かりません。それが、このドラマの言いたいところのようです。面白い。
それにしても、主演の唐沢寿明って、若く見えるけど62歳なんですね。そういうスタイルの高齢者は、他人の目を気にしていると、立ち位置が難しいなと思いました。