今から40年前、外資系保険会社に勤務していたころの話ですが、人事部から大学生のインターンを受けてもらえないかとの打診がありました。
当時はまだ耳慣れない言葉でしたが、どうやら在学中の学生を試験的に業務体験させる制度らしく、アメリカでは当たり前に行われていて、試しにやってみろとの指示が降りてきたようです。先例がない新しい取り組みに後ろ向きな部門が多い保険会社ですが、おっちょこちょいの私は二つ返事でそれを受け入れました。
私の部署が広報部で自由度が高く、何をやっても許されると勝手に考えていたことも相性が良かったのかもしれません。イベント事が多いセクションとしては、学生アルバイトを使う機会も多く、渡りに船でありました。楽しかった思い出です。
その後、文科省・労働省・通産省の三省が旗振り役となって、制度として定着しつつありますが、私のところはずいぶん早く採り入れていたように思います。
昨日のNHKBSの洋画は『マイ・インターン』でした。
ファッション通販サイトを起業し、若くして成功を掴んだ女性社長の会社に、シニア・インターン制度によって採用された70歳の男性が、新人として入社し、最初は社内で浮いた存在になってしまったが、その穏やかな人柄によって、少しずつ周囲と信頼関係を築いていくという話です。
上映当時、それほど評判になっていなかったように思いますが、主人公であるロバートデニーロとアンハサウェイの演技に魅了され、すっかり引き込まれてしまいました。作り話なのに、いつの間にか気持ちが入ってしまうのが、良い映画なんだと思います。
色彩豊かな映像も、オシャレでありました。良かった。