AIやロボットにとって、人間が難しいと感じる高度な知的作業は比較的簡単にこなせる一方で、人間が簡単だと感じる日常的な感覚や運動スキル、例えば「歩く」「物をつかむ」「顔を認識する」などの再現は非常に難しいという、得意・不得意が逆転する現象を『モラベックのパラドックス』と言うんだそうです。
AIを研究する学者たちにとって、最も解明が難しい人間のスキルが「無意識」だと言うのは面白い話ですね。
しかしながら、これからの10年で、AIによって世の中がガラリと変わるのは間違いありません。
なくなって行くと思われる仕事を並べてみました。
「事務全般」賃金上昇と共に、真っ先に削られて行く業務です。
「銀行員」すでに有人店舗、窓口業務がどんどん減らされています。
「ライター」クリエイティブでない文書作成は、AIが最も得意とするジャンルです。
「建設作業員」それが単純作業であれば、無限に持久力があるロボットの独壇場です。
「工場勤務者」マニュアルが用意されているような職場は、ロボットのものです。
「会計監査」公認会計士なんて、そりゃAIの世界でしょう。
「薬剤師」それ以前にクスリを処方するだけの内科医もいりません。
「スーパー・コンビニ店員」全くゼロにはならないでしょうが、徐々に省人化が進みつつあります。
「ホテルの客室係やフロントスタッフ」顧客の側でもスタッフと接したがらない人が増えています。
「調理スタッフ」これもマニュアルさえあれば、です。
「警備員」ずっと立ちっぱなしだとか夜間の見張りだとか、当然無くなりますね。
「清掃員」これもロボットの得意分野です。
「タクシーや鉄道の運転手」無人化がじわじわ広がっています。
「配達員」ドローンの性能も上がっていくことでしょう。
とまぁ、人間が関わる仕事の守備範囲はどんどん狭まっておりますが、AIに任せられないことだってあるわけです。
「命を預かる仕事」医師・看護士・介護士
「人をケアする仕事」カウンセラー・ソーシャルワーカー・セラピスト
「説得や交渉をする仕事」営業職
「人を育てる仕事」教師・保育士
「新しい価値を生む仕事」研究者・学者・開発職
「状況による判断が必要な仕事」裁判官・政治家
「動物を管理する仕事」飼育員・ブリーダー
「IT技術を操作する仕事」データサイエンティスト
「センスが必要な仕事」美容師・ネイリスト・スタイリスト
若い人が仕事を選ぼうとするとき、余計なことを言ってしまわないよう気をつけないといけません。難しいねぇ。