コンビニと並んで利用頻度の高いスーパーマーケット。最近は、高齢者比率が高く、また男性客も目立つようになってきました。
30年ぐらい前は、レジに並んだりすると、結構恥ずかしかったんですけどね。最近は、堂々としています。また、支払いも現金でなければ、もたつくことがありませんから、迷惑をかけることもありません。多分。
『なぜ野菜売り場は入り口にあるのか』(白鳥和生著・朝日新書)をタイトルに惹かれて購入しました。
好きなんです、渋滞の先頭車両はどうしているのかみたいな話。
確かに入り口をくぐるとまず、野菜がどどーんですよね。例外はありません。これは業界の常識なんです。なぜかと言うと…
来店客の8割は、事前に食事のメニューを決めていないそうです。だからこそ、最初が肝心でして、まず視覚に訴える作戦です。
野菜や果物が魅力的なのは、色が鮮やかなのと季節感、それにみずみずしさによって新鮮な商品であるのを印象付けるのに役立ちます。
加えてそこで、家にある在庫の欠品状況を意識させるのと、顧客に献立を想起させる役割を背負っているのです。
だからなんだと言われたら困ってしまうけど、商売というのはいろんなことが考えられて成り立っているんだなぁと感心しました。
それだけじゃなく、心理学的なアプローチやコンビニ及びドラッグストアとの競合について、将来的な課題など、ちょっとした社会見学を行った気分です。
人口減少という言葉を「胃袋と働き手が減る」と表現しているところ、なるほどでした。