警察庁が発表したところによると、特殊詐欺の認知件数は去年一年間で27,758件と前年比で約6,700件増と過去最高を更新し続けています。被害額に至っては、前年から二倍増で1,414億円だそうです。
急増の背景には「やられ名簿」というのがあって、それに家族関係・仕事・資産などが載っているので、それを利用しているといいます。この名簿、日を追うごとに内容が充実しているようで、それにはAIの貢献も大きい。リモコンを奪われた鉄人28号はヤバいです。
で、最近の流行りは「警察官詐欺」で全体の四割を占めているんだと。「あなたは間もなく逮捕される」という脅しで一点突破する。ウソみたいなホントの話です。
そして、驚くべきは、この警察官詐欺の被害者の多くが、20〜30代の若者であるという点です。
なるほど、舞台はスマホですからね。そこから、ビデオ通話に誘導して、名前が書かれた逮捕状を見せる手口が一連のコースメニューらしい。
老人よりも若者の方が、その演技手順に乗せられやすいってとこ。モタモタした老人よりも、説明の手間が省けるというものです。台本に従ってドラマが進行していくと、役者も楽しくなったりして…。
このあたり、釣りに似てますね。魚がいそうな「やられ名簿」が指示するところへ釣り糸を垂らす。その繰り返し。
ここで肝心なのは、主宰者が自分でやらないこと。釣り師希望は闇バイトの募集をかければ、捌ききれないほど集まってくると言いますから、逆ネズミ講状態です。
思うんだけど、電話料金を値上げしてはどうでしょうか?
一件あたり10円で良いから。そして、そこに税金をかける。企業レベルで困るとこってありますかねぇ?