スポーツ中継における解説者はいろいろです。
うるさいほどに喋る人がいれば、アナウンサーが問いかけなきゃ口を開かないおとなしいタイプもいる。あと、声援を送るだけの人も。
駅伝やマラソンのように、時間が長くて技術的な説明がない競技だと、事前取材が重要になります。そうしないと、話すことがなくなってしまうからです。増田明美は歴史を変えました。
野球やサッカーみたいに、細かい動きはあるものの、みんながよく知ってる競技は、画面こそが雄弁なので、比較的、黙っていても許されます。見れば分かるでしょと。だから、聞かれたことに答えるだけでも良かったりします。「もう一点欲しいですね」とか「ふざけたロスタイムですね」などは言わなくていい。解説じゃなくて、ただの応援です。
四年に一度しか見ない、ほとんど馴染みのない競技だと、やらなきゃいけないことがたくさんあります。
まず、ルールそのものについて。使用されている用具についても謎だらけなので、伝えるべき情報がいっぱいあるんです。
戦いの方式にしても、一発勝負があれば、試技を重ねて一番ポイントが高いのを採用するのがあったり、点数を累積していくのがあったり…。
採点競技であれば、加点要素やマイナスポイントを説明したり…。
そもそも、選手のことを知らないから、プロフィール紹介もいるでしょう。
だから、事前の準備が大切ですし、実況アナウンサーとのコミュニケーションが大事です。
バラエティ番組に出演しているときは、言葉が被ることが多く、うるせー女だなと思っていたのですが、それを受け止める黒住駿アナが絶妙で、こちらも才能溢れるペアでありました。
冬の五輪競技は、茶の間が解説を待っていて、そのためには解説者がアナウンサーの行間を埋める能力が試されます。普通と正反対です。
戦いの主戦場が海外となる選手たちは、チャレンジ精神が旺盛だし、コミュニケーション能力が高いからだなぁと納得です。
スゴいスゴいスゴいスゴいスゴ〜い‼︎