コップに水が半分注がれているのを見て「半分しか残っていない」と考えるか「まだ半分も残っている」と捉えるかで、未来志向が変わります。
スノーボードの戦いを観ていて、3回の試技の中で最高点を採用するというのは、圧倒的にポジティブ思考だと思いました。だから、一回目や2回目に失敗しても暗くならない。むしろ、最後の一発に賭けようと闘志をみなぎらせます。「昔はヤンチャしてたんだ」が許される世界です。
解説者が演技を評して「カッコいい」って言うのも、この競技ならでは。見た目を殊更に気にします。Z世代だねぇ。
これに対し、過去を引きずりながら得点を積み重ねていくフィギュアスケートの人は、真面目です。
キャバ嬢的な露出の多い衣装をあてがわれても、「どこ見てんのよ」とは言わず、実はババシャツでしっかり隠している。
演技では、派手さと同じように堅実さを評価します。だから、リスクの高い複数回転を必ずしも良しとせず、丁寧な演技を重ねていくのがジャパニーズスタイル。それは、将棋と並んで不良が絶対に選ばないジャンルです。コツコツ努力している感じがまた、優等生なイメージに合致すると言えるでしょう。
スノボが加点要素を重く見るのに対し、フィギュアは減点要素を厳しく審査します。
なので、フィギュアの人は学校の成績も総じて良さそう。減点に敏感だから。
どっちにせよ、回転するのは小柄な方が有利だってとこが面白い。
私の頭の中では、円広志が唄い続けるのであります。