都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

消費減税の問題点

65歳以上の高齢者が人口の50%を超えた場合、その地域を限界集落と呼ぶんだそうです。集落どころか自治体でこれを達成(?)したところも50以上もあり、あちこちを切り取って見れば、日本全体で1,000箇所ぐらいにはなっていると言われています。
そのほとんどは、農業で生計を立てているハズで、高齢ゆえに生産性が低く、低収入である・交通の利便性が悪い・あらゆる小売のお店がない・医療施設が不足・教育のハンディなど、問題が山積。行政の側からは、経費効率を考えて、切り捨てたい意図が見え見えの状況にあります。

しかしながら、悪いことばかりではありません。
田畑があるってことは、仕事があるってこと。毎日、身体を動かしているので、ある意味、健康的なのです。水や空気はきれいだし、食卓に並ぶ野菜は新鮮。夜更かしの概念がなく、早寝早起きが習慣となっているライフスタイルは、食についての正しい知識さえあれば、病院の世話にならない生活も可能です。ただし、現実には捨てるのがもったいないと、余りがちな野菜を漬物にして食べるから、多くの農民は高血圧に支配されるというのもあって、なんだかなぁです。

 

食料品への消費税をゼロにすることが大きなテーマとなって突きつけられていますが、外食産業に対する打撃以上に大きな問題があります。

それは、消費税による税収が地方自治体における年間約2兆円規模もあるということです。

地方都市のほとんどは、財政状況が悪化していて予算編成に汲々としているのが実態であり、消費税が見込めないとなると、行政サービスの低下や子育て支援、高齢者福祉の質の低下、インフラ修繕の先送りに直結するリスクが極めて高いと思われます。

効率的でないところから切り捨てられていくのが想像に難くありません。

だけど、約束してしまった以上、後戻りできない現実を受け入れなきゃならないだなんて、穴が空いたボートに乗っているような感じ。

沈む前にいなくなっちゃう人はいいんだけど、浸水していくのを見続けるのは、結構キツい話なのであります。