辞書を最大限に活用して、子どもが自ら調べ・自ら学ぶ習慣と能力とを身に付け、子どもの可能性を最大限に引き出すための学習方法を『辞書引き学習』と言うんだそうです。
これは、辞書で引いた言葉を付箋に書いて、該当するページに貼り付けていくのを習慣として繰り返していくもので、知らない言葉じゃなくて、知っている言葉から広げていきます。
たとえば、その日のお昼に食べた「スパゲティ」を引かせます。その説明を読むことで、記憶に残っているおいしいスパゲティのことが言葉としても理解できるようになります。その解説の文章から「細長い」「西洋」「ソース」などの様々なことばを見つけ出して引くことが可能です。さらに「ソース」を引いた子どもは「調味料」→「砂糖」→「さとうきび」……と引き続けて行くかもしれない。こうして辞書に馴染んでいってもらうのです。
調べたことばを付箋に書き込んで辞書に貼っていくということも『辞書引き学習』の大きな特色の一つです。
付箋を辞書のページの上のほうに貼っていくようにすると、辞書の上部がブロッコリーのように膨らんでいきます。それが自分の努力の成果として映り、学びに対する自信にもつながっていくと言います。
それが、深谷圭助という学者が開発したメソッドで、全国に普及させているんだそうです。
私の場合、中学一年の時に買ってもらった国語辞典の見出し語を引くたびに丸く囲んでおりました。
最初はどうってことがなかったけれど、その数が増えていくに従って、何となく嬉しくなったのを思い出します。
勉強の中に、ゲーム性を見つけると、楽しくなるものなのであります。