性別、年齢、ジャンルなどの固定概念がなく、境目が薄れて存在しない様子をボーダレスと言います。流行の先端をいくような言葉で、ファッションの世界で先行して使われました。そういうのに疎い人は、ピンと来ません。私もです。使うまでにはならないだろうな、きっと。
『ボーダレス』(誉田哲也著・光文社文庫)は、毛色の違う四つの物語が、いつの間にか繋がっていく不思議な展開となりますが、設定が突飛すぎて、全くついていけませんでした。若い女性が主役なので、理解が追いつかないのかもしれませんが…。ただ、スピード感は見事です。390ページもあるのに、あっという間でした。
【テーマ】タイトル・時代性・学習性 15点
【文章技巧】読みやすさ・バランス 16点
【人物描写】キャラクター・心理描写・思い入れ 15点
【構成】つかみ・意外性・スピード感 18点
【読後感】爽快感・オススメ度 14点
【合計】78点