昨日のBSプレミアム映画は『奇跡の人』でした。
国語の教科書にも載っていたヘレン・ケラーの物語です。
片眼が不自由なだけで大騒ぎしている私ですが、両眼が見えない、両耳が聞こえない、言葉が喋れないという三重苦の人が、現存することにリアリティを感じることができず、怪獣の特撮映画でも見るような作り話として捉えていたのをぼんやり覚えています。
もし、そんな人に何かを教えるようになったら、どうするかについて、日本語教師の片割れである私は、ケーススタディのつもりで作業をしながら眺めていたのですが…。
ビックリしました。生徒と本気で向き合う教師の姿。
当事者である家族が、まるでペットに接するような腫れ物に触るようなスタンスだったのに対し、サリヴァン先生は健常者の子どもと同じように接します。それはもう、根気のいる格闘です。なかなか成果が上がらず、周囲の理解も得られず、心が折れそうになる。いやぁ、教科書では全く見えてこないシーンの連続でした。号泣映画です。
ちなみに映画の日本語タイトルは『奇跡の人』ですが、英語ではミラクル・ワーカー、つまり奇跡なのはサリヴァン先生のことだと言います。
これも納得です。教育は奇跡を起こすのであります。スゴかった。