少年院に入所している少年を対象に、法務省が実施した「闇バイト」に関するアンケート結果が公表されました。
調査は、昨年8月の時点で少年院に入所していた少年が対象で、1769件の回答があったと言いますから、それなりに信憑性の高いものです。
その中で「闇バイトを行ったことがある」と回答したのは554人、32.8%にのぼりました。
きっかけ(複数回答)としては、「友人・先輩などから紹介された」が461人(83.7%)と突出して多く、次いで「SNSで見つけた」が121人(22.0%)、「SNSで知り合った人から誘われた」が80人(14.5%)と続いています。
また、SNSやメッセージアプリを通じて、知らない相手から頼まれて仕事をしたことがあるかという質問には、「ある(お金をもらった)」が384人(22.4%)、「ある(お金はもらっていない)」が107人(6.3%)です。
具体的な仕事内容(複数回答)は、「指定された場所に荷物を届ける仕事」が239人(14.2%)、「指定された場所で荷物を受け取る仕事」が216人(12.9%)、「指定された店舗で、パチンコやスロットの代打ちをする仕事」が97人(5.8%)、「指定された通帳を使って、ATMでお金を引き出す仕事」が95人(5.7%)などとなっています。そんな仕事、あるわけないのにねぇ。
闇バイトに関わろうと思った理由(複数回答)については、「お金がほしかったから」が421人(76.4%)、「簡単に稼げそうだったから」が328人(59.5%)などで、金の使い道は「食事代や遊ぶため」が429人(80.9%)と圧倒的でした。
その一方で、「犯罪行為だと知らなかった・思わなかったから」と答えた少年も87人(15.8%)いたのがビックリです。
この回答者に対して、いつ犯罪だと気がついたかを尋ねた質問(複数回答)では、「依頼人から仕事内容を詳しく聞いたとき、自分で気がついた」が39人(44.8%)、「警察に逮捕されたとき、警察から知らされた」が27人(31.0%)だと言いますから開いた口が塞がりません。
闇バイトに参加したことについては、326人(60.8%)が「後悔している」と回答した一方で、210人(39.2%)は「後悔していない」と答えており、唖然とします。
やさぐれている子も多いでしょうから、数字をそのまま鵜呑みにはできませんが、そういう考えの人間がそれなりにいるってことは分かりました。こういうニュースは、もっと知らしめた方が良いと思うのであります。