都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

リクエスト

「1ミリも私たちの言い分聞かないじゃないですか」

稲田朋美元防衛大臣が声を荒らげたのは、自民党の法務部会と司法制度調査会の合同会議でした。

多くの自民党議員が反発して、大荒れとなったのは久しぶりな気がします。

問題となっているのは、判決が確定した裁判のやり直しである「再審」法案についてです。

現在は、冤罪の申し立てがあった時に、検察が不服を申し立てることを認めており、それが裁判の長期化の原因となっているわけで、普通に考えたら、そんな検察の優位性を許すなど、あってはならないことですが、裁判における証拠の中には、苦しいものもあり、強引な取り調べによって自白に追い込んだものもあります。最近は取り調べの可視化ということで、少なくなっているとはいえ、心象が100%クロで、絶対に犯人である。だけど、決定的な証拠がない場合、自白が切り札になっていてもいいじゃないかという考えを全否定するのもちょっと。

刑事裁判は、有罪になりそうなものだけしか起訴しないので、無罪になる確率は1万件に2〜3件と、ものすごく珍しいという現実があるだけに、これも滅多にないであろう冤罪を掘り起こすような姿勢はどうなんだろうと。

そもそも、三審制の形をとりながら、結論を変えることなく前例踏襲すべきだと考える根っこのところに問題があるわけで、テレビドラマでは、そういうシーンがしょっちゅう描かれていて、みんなも知るところになっています。

これって、プロ野球におけるリクエストと似ている話ですよね。

判定が覆されるってのは、現場の審判は屈辱である。

だから、そうならないために、司法がいったいとなって、体裁を取り繕うとする。

だけど、今どきはインターネット社会ですからね。司法スクラムは、通じなくなっているというのが流れではあります。

この議論、国会の場でやって欲しい。そう思うのであります。