その昔、『ウルトラマン研究序説』(中経出版)というベストセラーがありました。
これは、若手学者25人による論文で、本当にウルトラマンや怪獣がいたら、その社会的責任はどうなるのか的な視点で学術的な考察を加えたものです。事故(?)が起こったことによる被害総額はどれくらいかとか、その経済波及効果だとか、建造物破壊について、早田隊員の刑事及び民事責任は?とか。
そりゃ、気になりますね。ワイドショーが取材しまくるでしょう。
私としては、怪獣が残す排泄物とその処理が気になる。やだなぁ、この仕事。って言うか、しばらくは住めませんね、そのあたり。
よその星から、謎の生物がやって来て暴れまくるストーリーは、最初の東京オリンピックの頃から、ずっと続いているようです。
その駆除を担当するのがウルトラマン。
考えてみたら、不思議な話です。どっちも目的が分からない。怪獣はともかくも、ウルトラマンは地球を守る筋合いがありませんからね。
それでも、いろいろ捻り出して、シリーズが後を絶ちません。
で、今風の若い人たちが辿り着いたのが、争いを好まないウルトラマンですと。
種の異なる者同士が、疑念や反発を乗り越えながら、違いを受け入れて手を携えていくのが、先週から始まった『ウルトラマンテオ』(テレビ東京系列)。
スゴいですね、争いを好まないんだ、若い人たち。いや、それは大人だってそうですけどね。むしろ、無関心とか他人事とか、ほっときゃいいのに、何でそんなにムキになるの的な印象を持ちました。好まないんじゃなくて、巻き込まれたくない人々の話。それはそれで、面白いかも?
TVerで、しばらく追いかけることにしました。