山中湖のボロ小屋は、森の中にあって湿気が多いので、洗濯物がなかなか乾きません。
だから、時々コインランドリーを利用するのですが、この業界、日を追って進化しております。
そもそものマシン自体が高性能化していて、店内の居住性も高まり、都会と違って田舎はスペースがゆったりしているので、他の人との距離が保てる。まぁ、買い物カゴ以上に見られたくないのが洗濯カゴですからね。そのあたり、都会とはちょっと違うようにも思うんです。
だけど、普段使いが進むと、常連さん的な人間関係が生まれるのもまた事実で、そこから恋愛に発展するというのもなくはない。待ってる間は、暇ですからね。本を読むにしても、喫茶店とはちょっと違うので。
ワンクール前は、杉咲花が『冬のなんかさ、春のなんかね』もそうでしたが、今やってる『Tシャツが乾くまで』も、まさにコインランドリーが舞台となっていて、男女の出会いの描き方が面白いなと思ってます。「お嬢さん、ハンカチが落ちましたよ」ほどには積極的になれない今、時代は偶然の中から自然な会話を捻り出す感じ。似合う似合わないはあるけどね。
『洗濯屋ケンちゃん』から、時代はスマートに進んだのであります。