都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

勝手にコンプレックス

小学校一年生で、学期ごとに転校を重ね、広島市・大田区・三鷹市と三つの学校を経験した私は、新しい環境に素早く順応する能力を身につけました。その副作用で、ずっと一緒である濃い友人関係も持たなくなる。キリがなくなるからでしょうか? どこか醒めているのは、成育環境によるものだと勝手に納得しております。

 

クラスでそこそこの人気者になるには、どうすれば良いか?

あまりに頭が大きくて、運動系が苦手だった私は、頼まれもしない面白話を乱発することに活路を見出しました。

専門的に「ボケ」というやつです。そのため、テレビやラジオのお笑い番組でネタを収集し、パクったものを数で勝負する戦術。

ただし、わかりきったことを知らなかったみたいに表現する「ボケ」は、リスクが伴います。

 

「お前、バカだと思ってたけど、結構、勉強できるんだな」

 

三鷹の小学校で、トモ君に言われたひとことは、今でも記憶に残っています。

小一で、三種類の教科書を手にした私は、みんなよりも情報を多く持っていたので、テストの点はよかったんです。

そして、このときハッキリと目覚めます。バカだと思われる快感に。

これは、全国のお笑い芸人の共通認識だと思うのですが、バカだと言われるほどの褒め言葉はありません。ボケ冥利に尽きるからです。

 

ところが、そういう人は少数派で、多くの人はそれをリスクだと捉え、そんな風に思われるのはハラスメントだと言い出しかねない。最近は、特にそうです。ショックです。言って欲しいのに。

ニュアンスがちょっと違うけど、「田舎っぽい」ってのもダメみたい。私は「田舎」というのは、記号的な意味で使っていて、差別するような意識は全くないんだけど、バカにされたと思う人が少なからずいます。この話もやれやれです。

 

「あんたかてアホやろ、うちかてアホや、ほなサイナラ!」