親が物凄く有名な場合、その子供は○○の息子という目で見られます。
これはちょうど、○○ちゃんのママみたいな呼ばれ方で、自分がない。
だから、必要以上に「オレはこうなんだ」とアピールするようになります。
一族が同業者で固められた場合、お互いを強く意識するようになります。
だから、「うちの子のほうが勉強ができる」とか「嫁さんがキレいだ」とか火花が散る。
二枚目といっても基準がないから、客観的でない。
職業もジャンルが違うと貴賎がハッキリしません。勝負がつかない。
だから、「年収はいくら?」なんて、平気で聞くようになります。
突出した家柄で育ったり、優れた才能を持っている人ほど、自分の劣っているところを気にしています。
これこそが、コンプレックスなのであります。
無知であることを公言できるのは、そのことに引け目がないから。
「オレはアホだから」と言う人で、本当にアホな人は見たことがありません。
だけど、その逆は、たくさんあるのです。
ハゲてる人に対し、「あんた、光ってるねぇ」と言い放つような気まずさがしょっちゅう漂うようになると、酔っ払ってケンカです。
「こいつ、バッカじゃねぇ?」に繋がる「えー、知らないのぉ?」とか「違うよぉ」とか「ありえなーい」なんて言葉がきっかけになるのだから、周りは堪りませんね。
多分、そういうことなんでしょう。
公園でハダカになって大声を出した場合、一ヶ月ちょっとの謹慎だったけど、今度はどうですかねぇ?