伊達直人が大量のランドセルを児童相談所に寄付したんだそうです。
タイガーマスクの場合、相手先はいつも“ちびっこハウス”であり、ルリ子さんにモテたいという気持ちもあったでしょうが、現実のそれはまさに不特定多数。
近年にない、いい話であります。
それにしても、ランドセルねぇ。
年末から年始にかけて、元気なCMがどんどん流されていました。
「ラ・ラ・ラ・ランドセルは~♪」
「おっ、カルガモ?」
「あのねぇ、ランドセルは自分で選びたいなぁ!」
少子化が進む中で、こんなもののニーズがそれほどあるとは思えませんが、革張りですから。
高級なんです、男性のよそ行きスーツ並み。
これを買うのは、ジジババの担当であり、実家に戻ることが多いこの時期を狙って、たくさん流されるということらしい。あざといですね、油断ならない。
セイシローくんやアイナちゃんを使って子供心を煽り、あるいはイメージさせます。
そして、ジジババは通常二組なので、それぞれの闘争心に火をつける。
愛情が、価格で量られるのはお年玉で学習済みですからね。
高いほど、価値がある、ような空気がある。
かくして、メーカーの思う壺なのであります。
だけど…
これもねぇ、来年あたりユニクロが収束を図るんでしょう、あんなもの。せいぜい13,800円ぐらいです。
なので、企業サイドからすれば、今のうちです。
ランドセル、買おうかな?