20年ぐらい前の話、テレビ番組で所ジョージ氏がこう意ってました。
「暴走族なんてカッコよく聞こえる呼び名をつけるから、若者を煽る。
だから、これからは“ポンポコ族”と呼ぶようにすればいい」
さすが、所氏。卓見であります。
それを聞いたからではないでしょうが、各地の警察が頭を捻り、“珍走団”とか“ダサイ族”“よわむし賊”“ゴキブリ族”などと命名してイメージダウンを図ろうとしました。
しかしながら、品がなかったり、悪意に満ちていたりで、定着することはなく、今日に至っております。
このあたり、所氏とのセンスの差は歴然としていますね。
ユーモアが大事だってこと。
面白くなければ、拡がりません。
最近の海老蔵事件で気になるのが、『元暴走族リーダー』っていう肩書きです。
時代劇での“悪代官”みたいで、最初から善悪が決まっているような印象操作になりませんか?
って言うか、このリーダーさん、今は何の仕事をやっているんでしょう?
海老蔵氏が会見で「元暴走族リーダーの方が…」って言うたびに、上げてるんだか下げてるんだか混乱してしまいました。
いずれにせよ、そんな方たちに単独で向かっていくなんて、酔っ払っているとは言え漫画の読みすぎです。
いや、歌舞伎のやりすぎかな??