都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

根性丼

余った刺身をどうするか?

これが、刺身屋にとっての永遠のテーマであります。
行列人気店で、いつも売切れだといいんですけど、なかなかそうはいきません。

最初のころは、お茶漬けにしていました。
美味しいんですよ、特に白身のサカナは。
だけど、これって飲んだ後のイメージが強いのかも。
滅多にオーダーされることなく、そこそこで消滅しました。

代わって登場するのがヘルシーハンバーグ。
刺身をミキサーにかけて焼き上げておけば、冷凍保存できるのが強みです。
ポン酢醤油大根おろしで食べるのだけど、今ひとつパンチが弱い。
ヘルシーだから当たり前なんだけど、決め手に欠ける。
そうこうしているうちに、フードプロセッサーが故障したので、めげました。

次に考えたのが、づけ丼です。
刺身にだし醤油・胡麻油・生姜・ミョウガを加え、トッピングに卵の黄身・大葉・刻み海苔って感じ。
週刊誌に載っていたレシピを参考にしたのですが、これ、結構いけてます。
ただし、胡麻油については評価が分かれるところ。
クセが強いですからね。

そこで、その改良版として、納豆ととろろを使ったづけ丼を考案。
隠し味は、ポン酢醤油です。
早速試したところ、バッチリでした。
ねばねばファンには、堪らない一品です。
ネーミングは、“ねばとろ根性丼”ということで。
余ったときだけですけど、800円で提供することにしました。

「これ、ハマるね」

お客様の評判も上々です。