都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ももいろメルロー

お店には、ちょっと変わったダミ声のビール会社営業・F氏が出入りしています。
生ビールサーバーの導入は、この人の来店タイミングがよかったのと、キャラが立っていたことで決めたものです。
街頭・香具師のような押し出しの強い喋り方。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私はハマりました。聞いているだけで、面白い。
私の音感を刺激します。

先日、そのF氏が困ったような表情で、ロゼワインをちょっとだけ置いてもらえないかと相談にやって来ました。
なんでも、関係子会社の商品の注文を箱単位で取ってこいとの指令を受けたようですが、どうもこのF氏、自分の型にハマっていないと実力を発揮できないタイプのようです。
頼み方のテンションがいつになく低い。
若いころから、慣れ親しんだ商品じゃないので、今ひとつ自信を持てないのかも。
いえ、これは単なる憶測に過ぎませんが。

一を聞いて百二十八を知る私はふたつ返事で、1ケースを注文しました。
いや、本当は自分で飲んじゃうつもりなんですけどね、ワイン大好きなので。

ビックリしたのは、F氏です。
こういうのを箱で買うのは、ホテルや結婚式場に限られるというのが常識だから。
ハハハ、裏切っちゃいましたねぇ。

私は、ワインは値段で買うものだと思っています。
微妙な味わいの違いなんて、全く知る由もありませんが、総じて1,500円前後のものは間違いないと。
敢えて付け加えれば、辛口であること。
F氏オススメは、メルシャンのロゼ・辛口“ももいろメルロー”(1,480円)でした。
条件、ピッタリです。
花見に合わせて、オシャレなロゼワインというコンセプト、いいじゃありませんか。
アッ、自分で飲むんだっけ!?